ヘレスで開催された2日間のテストが終了した。2日目のトップタイムはレミー・ガードナーが記録、2位ニコロ・ブレガ、3位ジョナサン・レイ、4位アレックス・ロウズ、5位アンドレア・イアンノーネ、6位マイケル・ルーベン・リナルディ、7位アルヴァロ・バウティスタ、8位ブラッドリー・レイ、9位ドミニク・エガーター、10位スコット・レディングとなった。
ヤマハはYZF-R1でガードナーがトップタイムをマーク。1分38秒448のタイムは、バウティスタのポールポジションタイムと0.278秒差。チームメイトのドミニク・エーゲルターは、初日好調だったにもかかわらず、ターン1で転倒して10番手に終わった。ジョナサン・レイはヤマハでの初走行となる今回のテストで3位タイムを獲得し、最終ラップでは1分39秒179を記録した。
DucatiのブレガはWSBKファクトリーライダーになってまだ2日目だが、ピレリのSCQタイヤを使用して1分38秒726を記録。このタイムは、数日前にチームメイトのアルバロ・バウティスタが記録したポールタイムとわずかコンマ1秒差。注目なのはドーピング疑惑で長らくプロ活動が禁止されていたアンドレア・イアンノーネ(Team GoEleven)の復活だ。彼は1分39秒335で5番手につけた。
アレックス・ロウズは1分39秒211で4位となり、KRTのトップライダーとしてテストを終えた。2024年に向けてさまざまな回転数制限のテストを行っている。チームメイトのアクセル・バッサーニは、V4 RからZX-10RRに乗り換えたこともあり、タイムはあまり出ていない。BMWはわずか2名がテストに参加。スコット・レディングは新しいチームメイトのギャレット・ガーロフとともにBonovo Action BMWデビューを飾った。
(Photo courtesy of yamaha)