ファビオ・ディ・ジャンアントニオはGresiniでの最後のレースを表彰台で終えた。しかしながら、レース後にFIMから技術的な不備(右コーナーで何度か白煙を吹いたことが原因)を指摘、タイム加算ペナルティーを受けた結果、ファビオ・ディ・ジャンアントニオが4位でレースを終了したことになる。しかし終盤はフランチェスコ・バニャイア、ヨハン・ザルコを上回るペースで追い上げ、フランチェスコ・バニャイアの優勝を阻止する走りは多くの人の記憶に残った。

素晴らしいシーズンだった

ファビオ・ディ・ジャンアントニオ

「素晴らしいレースをしたと思いますし、このチームにはこれが必要だった。最後のレースで優勝したいと思っていましたし、最終コーナーまで全てを試していました。」

「ペッコは信じられない仕事をしたと思います。彼がワールドチャンピオンである理由がわかります。一方で、自分達も信じられないようなシーズンを締めくくり、素晴らしいチームとの別れを告げます。」

(Photo courtesy of Gresini)