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カタールプレシーズンテストでバニャイアが圧巻のトップタイム、バスティアニーニは僅差の2位

フランチェスコ・バニャイアが1分50秒台を記録

カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われたプレシーズンテストの最終2日間、フランチェスコ・バニャイアが両日ともにトップタイムを記録し、圧倒的な強さを見せつけた。前日の8時間セッションでトップに立った世界王者は、再び最速タイムを更新し、1分50秒952の記録破りのラップタイムを出した。

セパンでの初めての3日間のテスト中に2024年仕様のデスモセディチGPとの良好なフィーリングを確認した後、バニャイアは今回のテストではタイムアタックとレースシミュレーションに焦点を当て、数週間後にロサイルで開催されるグランプリシーズンの開幕戦に向けて準備を進めた。好条件のもと、フランチェスコ・バニャイアは1分51秒の壁を破り、記録破りのラップタイムを達成した。

エネア・バスティアニーニも素晴らしいパフォーマンスを見せ、チームメイトにわずか0.120秒差でカタールテスト2位を飾った。この結果は、マレーシアでの前回のテストで示された有望な形を確認するものであり、3月8日から10日にかけてカタールGPでスケジュールされている2024年のMotoGP世界選手権の開始に向けて準備が整った。

フランチェスコ・バニャイア

「今日出せたタイムには本当に満足しています。1分51秒台前半を予想していたんですが、それを下回るとは思ってもみませんでした。とはいえ、これはマレーシアのテストと同様、ただのテストです。」

「今日のコンディションは最適でしたね。グリップが信じられないほど良く、それを存分に活用出来たと思います。全体的にまた良い一日で、あらゆる面でパッケージを微調整しました。GP24はバレンシアのテストから既に良い兆候を示していました。セパンでは素晴らしい仕事をし、ここでそれを完成させました。数週間後のシーズン開幕に向けて、しっかりと準備ができています。」

エネア・バスティアニーニ

「このテストは間違いなく有意義でしたし、カタールでのバイクとの相性も良かったですね。振動の小さな問題とフロントタイヤのパフォーマンスのわずかな低下に直面しましたが、これらの問題を解決すれば、確実に大きな結果を出せるでしょう。タイムアタックとレースペースの両方で競争力を示せたので、シーズンの初戦に向けてこのトラックに戻ってくるのが待ち遠しいです。」

(Photo courtesy of Ducati)

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