シーズン前半の怪我から回復したチームHRCのイケル・レクオナは、ミサノ・ワールドサーキットで、3回のトップ10フィニッシュを果たした。日曜日のレースでは7位と9位を獲得し、好調な走りを見せている。スーパーポールレースでは14位スタート、最終的には順位を上げて7位で完走。レース2では7位スタート、スタートで順位を落とすも8位に順位を上げ、終盤にガードナーに抜かれて9位で完走した。なお、チームHRCは6月19-20日にクレモナで2日間のテストを行い、7月12-14日にイギリスのドニントン・パークで開催される次戦に備える。
トップ10で安定して戦えるようになりたい
イケル・レクオナ
「全体的に今週末には非常に満足しています。この3日間の作業と、3回のトップ10フィニッシュには満足しています。金曜日には非常に良い作業を行い、土曜日の予選で思った以上に苦戦しましたが、それでもペースは良く、レース1では自信を持って臨むことができました。スーパーポールレースでは強力なラップタイムで7位を獲得し、レース2に向けてさらなるモチベーションを得ました。」
「レース2では、ダニロやアクセルと数周にわたりバトルを展開しましたが、フロントのグリップに苦しむようになり、ガードナーに追いつかれました。ポジションをしばらく守っていましたが、コーナーでラインを外し、彼に抜かれました。無理をして追いかけるのはリスクが高いと判断し、9位でフィニッシュしました。」
「怪我からの回復後、多くの走行距離を稼げなかった中で、このような週末を迎えられたことは本当に良かったです。来週のテストでさらに一歩前進し、トップ10で安定して戦えるようになりたいです。」
(Photo courtesy of HRC)