後半の追い上げで2位を獲得

エネア・バスティアニーニはスタートでポジションを1つ落とすも、序盤3周でペースを取り戻し、次々とライバルを追い抜き2位に浮上。最終ラップではペッコにも追いついたが、彼を抜くには至らなかった。特にマルクとのバトルでは、同じバイクに乗っていたため苦戦したが、ターン10のブレーキングで優位に立ち前に出ることができたと語った。

エネア・バスティアニーニ

「スタート以外は良かったですね。スタートではポジションを1つ失いましたが、3周ほど走行した状態でペースが改善してきました。そこからライバルを追い抜いて、最終ラップで2位となりました。最後にペッコにも追いついていたんですが、彼を抜くのは難しかったです。」

「マルクを何度か抜こうと思っていたんですが、ほぼ同じバイクですから抜くのが難しかったですね。ただターン10のブレーキングで他のライダーよりも強みがあったので、前に出ることが出来ました。」

「明日はホルヘ・マルティンも優勝争いをしてくるでしょう。明日のコンディションはまた変わるでしょうし、皆がリアにミディアムを使用してくるでしょう。優勝を狙っていきます。」

「ホルヘの転倒は驚くことではないと思います。ターン16は本当に滑りやすいくて、自分も予選で転倒しています。ただ、ホルヘの転倒で皆が気を引き締めて走行していたように思います。」

(Photo courtesy of Ducati)