最終ラップでドヴィツィオーゾ選手に追いすがるも2位でレースを終えたビニャーレス選手。テストで良い走りが出来ていたというミサノでも期待が出来そうです。

Q

「今年はあと少しで優勝出来るところでしたね。リアタイヤにソフトを選択するというギャンブルをしましたが、最後にタイヤを維持するのは大変なだったのでは?」

イギリスGP2位 マーべリック・ビニャーレス

「かなり大変でしたね。ただエレクトロニクスのおかげもあって非常に良いフィーリングでした。今週はこうやって強みを発揮出来たわけですので、本当に良かったと思っています。特にレース後半に関してはいつもは非常に強みがあるポイントですが、今回は特にそういう形になりました。今後のレースでもこの部分の強みを発揮していきたいと思います。」

 

Q

「バレンティーノが素晴らしいスタートをしたこともあって、今日はソフトタイヤを履いていたということで心配な部分はあったのではないでしょうか?」

マーべリック・ビニャーレス

「最終ラップでは非常に良い状態でしたから、自分はペースを維持すること、ペースを維持してタイヤをセーブすることに集中しました。序盤に良いラップをすることも出来ましたが、そうしていたらタイヤもかなり摩耗してしまったでしょう。ですから、序盤はゆっくり走って後半プッシュするという戦略だったんです。ですから今日はそういう形で最終ラップにドヴィを捉えようとベストを尽くしました。ベストラップも最終ラップでしたしね。ドヴィを捉える為に全力を尽くしました。今日はベストと言える走りでしたから、自分達の仕事に関しては満足すべきでしょう。」

 

Q

「最終ラップは本当にあと僅かでしたが、ドヴィの僅かなリードに関してどう感じましたか?」

マーべリック・ビニャーレス

「今日は出来る限り接近しようとしたんですが、今日はDucatiに接近するのは非常に難しかったですね。彼らは加速が本当に強烈でした。ミサノではエレクトロニクスをもう少し見直してみたいですね。」

 

Q

「チャンピオンシップに関してはマルケスがDNFになったわけですが、ハンガーストレートであなたの目の前を走っている中でのトラブルでした。かなり危険な状況だったのではないでしょうか?」

マーべリック・ビニャーレス

「ええ。あの時点ではオイルなのか冷却水なのかわからない状態でしたからね。あそこではブレーキングが速くなりすぎてしまい、そのせいでバレンティーノとドヴィツィオーゾがかなり遠ざかってしまったんです。それでその後に彼らに追いつくためにかなりの時間を必要としました。ただレース後半に関しては自分達が最速でしたし、自分達の仕事に関しては満足しています。。」

 

Q

「次のミサノではかなり良いテストが出来たようですが、ここでは優勝争いが出来ると感じているでしょう。」

マーべリック・ビニャーレス

「ミサノは相性が良いトラックですね。昨年は予選2位でしたしラップタイムも素晴らしいものでした。テストでは良い感触でした。最高というわけではありませんが、タイムは出ている状態だったんです。今週末にさらに改善出来た部分もありますし、良いレースが出来るでしょう。」

 

Q

「今日はあなたにとって50回目のグランプリレーシングでもありました。」

マーべリック・ビニャーレス

「そうですか。素晴らしいですね。」

(Photo courtesy of michelin)