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フランチェスコ・バニャイア「今年は多くの学びを得た1年になった」

2024年シーズンのタイトルを逃したフランチェスコ・バニャイアは「チャンピオンズ・イン・フェスタ」でシーズンを振り返った。多くの学びを得た一年だったと語り、完走したレースのほぼすべてでトップ3を確保する安定感を見せた一方で、転倒や運の悪さが自身の結果に影響を与えたことも認めた。敗北は新たな学びの機会となり、次のステップに進むための改善点を明確にしたという。

フランチェスコ・バニャイア

「最終的に、多くのことから学ぶことができると感じました。勝つことがすべてではありません。今年、自分たちは非常に多くのことを成し遂げました。そして、完走したレースではオースティンを除いて常にトップ3に入ることができました。それ自体が素晴らしい結果です。 ただし、転倒や運の悪さが影響したのも事実です。しかし、こうした失敗や敗北は学びの機会を与えてくれるものです。そして、同じ過ちを繰り返さないために何をすべきか、自分たちは明確に理解しています。」

「F1でフェルスタッペンが4度目のタイトルを獲得した瞬間は特に心に響きました。自分もそうなれたかもしれないと考えると少し悔しくなります。ただ、それを機に改めて自分たちの敗北について振り返り、前向きにとらえています。今回の敗北は自分たち自身の責任だと認識しており、そこが違いを生むのです。」

「ルールには適応しなければなりません。現行のシステムのおかげで、シーズン中に8回のノーポイントがあったにもかかわらず、最終戦までタイトル争いができました。それでも11勝を挙げた自分がタイトルを逃したのは事実であり、スプリントレースがポイント争いに及ぼす影響も含めて、もう少し改善の余地があると感じます。」

「マルクが自分たちをレアル・マドリードのヴィニシウスとムバッペに例えたのは嬉しかったです。しかし、ボックス内で明確なナンバーワンがいるべきではないと思っています。全員が同じ条件でシーズンをスタートし、状況に応じて優先順位が変わるべきです。 マルクは非常に賢い人物であり、Ducatiの文化や働き方をすぐに理解したようです。テストでも素晴らしい成果を出し、自分たちはすでに良い方向に進んでいます。」

「テストは非常に重要なフェーズです。バイクの開発方向を決め、シーズンの初戦に向けて準備を整えるための基盤となります。今回のテストでは、自分とマルクが同じようなフィードバックを出せたことが非常に有益でした。この一致がエンジニアやジジ・ダリーニャにとっても、開発の方向性を明確にする助けとなりました。」

(Photo courtesy of michelin)

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