ミル ホンダ移籍後最高のペースを記録

ジョアン・ミルは前日のベストタイムを0.7秒更新し、1分29秒399を記録。総合6位でテストを締めくくった。ダブルタイトル獲得経験を持つミルは、今回のプレシーズンを通じてホンダRC213Vを様々な条件下でトップ10圏内に入れる安定感を発揮。特に最終日の午後は1分30秒台を安定して刻み、セッション最終走行では2位に食い込むパフォーマンスを披露した。ミルはテストの成果に手応えを感じており、開幕戦に向けさらなる進化を誓う。

ジョアン・ミル(総合6位 /1’29.399)

「今日のスプリントシミュレーションやタイムアタックのペースは、ホンダに来て以来ベストなものでした。今日は1回しか本格的なタイムアタックをしていませんが、他のライダーは2回実施していたので、まだ余力があると感じています。すべてを完璧にまとめることはできませんでしたが、それでもこの結果には満足です。ただ、まだ改善すべき点も残っています。シーズン序盤のレースでエンジニアがどのようにマシンを仕上げてくれるか楽しみです。今はレースに向けてトレーニングに集中し、開幕戦に備えます。」

(Photo courtesy of HRC)