序盤のトラブルから巻き返しP9フィニッシュ
金曜のQ2進出を決めたミルは、土曜の予選でさらなる調整を進めた。しかし、Q2終盤のターン3で転倒し、セッションを早めに終了。大事には至らなかったものの、グリッドは11番手となった。
スプリントレースでは、オープニングラップでマルコ・ベッツェッキのスピンを避けるためにスロットルを閉じる場面があり、ポジションを落とした。しかし、その後は着実に順位を回復し、終盤にはファビオ・クアルタラロやブラッド・ビンダー、ペドロ・アコスタらと同じグループで競り合い、最終的に9位でチェッカーを受けた。

ジョアン・ミル
「今日は厳しいスプリントでした。スタート直後にベッツェッキがスピンして、それを避けるためにスロットルを戻さなければならなかったんです。でも、その後はいつものように粘り強く追い上げ、最終的には週末を通して戦ってきたグループ(クアルタラロ、ビンダー、アコスタら)と共に走ることができました。暑さの影響でいくつかの課題がありましたが、シーズン最初のスプリントとしては悪くない結果だと思います。」
(Photo courtesy of HRC)
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