マルティン 回復は進むも復帰時期は未だ未定
4月に開催されたミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリでの「アプリリア・オールスターズ」イベントに参加した後、アプリリア・レーシングのホルヘ・マルティンは、予定されていたメディカルチェックを受けるためにバルセロナを訪れた。現地月曜夜、アプリリアは現MotoGP世界チャンピオンの最新の回復状況についてアップデートを発表。「概ね良好」としながらも、7月初旬に再度の検査が必要であることを明らかにした。

アプリリア・レーシング 公式声明
「ホルヘ・マルティンは、ドクター・シャビエル・ミールおよびドクター・アンヘル・チャルテによるフォローアップ検査を受けました。胸部の肋骨骨折は、生理的な回復過程に従って進行中です。マルティンは胸部と手首のCTスキャンおよび臨床検査を受け、臨床的な結果は概ね良好と判断されました。橈骨遠位端の骨折は癒合しており、舟状骨の骨折線は依然として可視状態にあります。電磁療法によるさらなる治療が強く推奨されます。再検査は1か月後に実施される予定です。」
マルティンは「アプリリア・オールスターズ」イベント中のインタビューで、「体調は良くなってきている」と語り、6月中旬にバイクでのトレーニング再開を目指していることを明かしている。ただし、マシンRS-GPでのレース復帰の時期については依然として未定。