マレーシアGP5位 ファビオ・クアルタラロ「目標は5‐7 位だったので結果には満足」MotoGP2025

クアルタラロ、序盤はポジションキープに成功

クアルタラロは4番グリッドからスタート。オープニングラップでフェルミン・アルデゲルを抑えてポジションを守ると、トップ3からやや遅れながらも後続の攻撃をしのぐ走りに集中した。6周目にはジョアン・ミルが仕掛けてきたが、ミルがオーバーランした隙を突き、イン側から再びポジションを奪い返す。しかし10周目の再チャレンジではクアルタラロがわずかにバランスを崩し、4位を譲る形に。11周目にはフランコ・モルビデリに強引に前に出られ、さらにリアタイヤのグリップ低下が始まり反撃が難しくなる。それでも18周目にフランチェスコ・バニャイアがマシントラブルでリタイアすると再び5位に浮上。終盤は前後のギャップが広がり、そのまま5位でフィニッシュした。

良い仕事ができた

「かなり良いレースでした。Moto2の前にスタートする時は、いつも序盤に攻めることができて、今日もその通りになりました。ただ、全員同様、タイヤをセーブしながら限界を超えないようにする必要がありました。ソフトタイヤでは難しいけど、自分たちは良い仕事をしたと思います。」

「ペースを保とうと努力しましたし、ジョアンとのバトルでは防衛的にに走りました。すべてのラインを塞ぎつつ、できるだけ速く走ろうとしました。フランキーにはラストコーナーでかなりアグレッシブに抜かれましたが、それもレースですから仕方ありません。ただ、その後はペースを落とさなければなりませんでした。今日の目標は5〜7位だったので、満足しています。」