ダカールラリー2018のステージ12はステージコンディションが劣悪であることから、モーターサイクル、クアッドには危険が高いとしてキャンセルとなりました。これによってバイク部門の総合首位はKTMのマティアス・ウォークナーのまま変わらず。残すステージはステージ13、ステージ14の2つとなりました。KTMのダカールラリー2輪部門17連覇が見えてきたと言えそうです。

ダカールラリー2018において、ステージ12がキャンセルされたことから、マティアス・ウォークナーが総合首位、2位のライダーに対しては30分以上の差をつけている。チームメイトのトビー・プライス、アントワン・メオは、それぞれ総合で3位、5位としている。KTMファクトリーレーシングのライア・サンズは13位としている。

ダカールラリーのステージ12がキャンセルされたのは、ステージ11の終わりにライダー達から走行が危険なのではないか?との声が挙がったため。なお、同様の状況はステージ9でも発生している。これによって、モーターサイクルライダー、クアッドライダー達はFiambaláからSan Juanまでの道程のタイムは順位に影響しないこととなる。ステージはもともと車、トラックの後に続いてモーターサイクルがスタートする予定だった。

ステージが前を走行する車、トラックの影響を大きく受けることなどから危険であるとして、オーガナイザーはライダー達からのステージキャンセルの要望を受け入れた形だ。

マティアス・ウォークナー

「あと数ステージでラリーが終わりだと思うと、非常に良い気分です。明日はタフで非常に長いレースとなります。明日はコースから外れた走行が序盤に多くなりますし、後半にかけては高速セクションとなります。スタートポジションは悪くありませんから、明日は良い結果を期待しています。ベストを尽くしたいと思います。」

「昨日は車と一緒に走ったのは面白かったですね。昨日はペテランセル(ステファン・ペテランセル)に追いつこうとして、70kmくらいで彼の姿を確認出来ました。その後彼を抜いたんですが、また抜き返されて、結局ステージのほとんどを彼と一緒に走りました。ステージのナビゲーションが大変だったのでこれは約に立ちました。ミスを極限までなくしたかったので、車を追ったのは良かったですね。”ミスターダカール”と一緒に走れたのは光栄でしたよ。」

<KTM>