Ducatiチームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは来月開催となるDTM(ドイツツーリングカー選手権)のミサノ戦にスポット参戦します。ドヴィツィオーゾが4輪レースに参戦するのはこれが初。

ドヴィツィオーゾは火曜日にドイツにあるアウディのモータースポーツ・コンペティションセンターで、610馬力以上を誇るアウディRS5 DTMに初対面。ミサノで6月7〜9日に開催されるミサノ戦に備えて、ドヴィツィオーゾは今月の22日、23日にミサノでRS5 DTMのテストを行います。アウディは2012年4月にDucatiを買収しており、その後何度か売却する可能性もあったわけですが、こういったニュースを聞けるのは嬉しいものです。

アウディモータースポーツ Dieter Gass

「スーパースターをDTMに招くこと出来るのは大きな喜びです。MotoGPライダーはイタリアではまさにヒーローなんです。彼はミサノ周辺の出身ですし、昨年彼はMotoGPで優勝しています。彼が多くのファンを惹きつけてくれることは間違いないでしょう。」

「彼がDTMでどのような成績を残してくれるか楽しみですし、MotoGPのレースの合間にこうして参戦してくれることにワクワクしています。Ducati CEOのクラウディオ・ドメニカーリに感謝を述べたいですし、DucatiコルセCEOのジジ・ダッリーニャにも感謝したいと思います。DTM、モータースポーツにとって大きな出来事です。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「車は大好きですしアウディRS5 DTMでレース出来る機会をいただき嬉しく思っています。MotoGPシーズンの合間にレースに参戦するのは難しいことですし、DTMに参戦出来ることを嬉しく思います。RS5は素晴らしい車ですが、デスモセディチGPとは大きく異なる乗りものですので、しっかりと備えて行く必要があります。」

「レーシングカーを運転する前に何周もシミュレーターで走行しました。ミサノはイタリア人ライダーにとっては特別な場所ですし、昨年勝利を遂げた場所でもあります。この機会をいただき、とにかく嬉しく思っています。」

(Source: audi-mediacenter)

(Photo courtesy of audi-mediacenter)