Z H2と同時に東京モーターショーでベールを脱いだのがNinja ZX-25Rだ。現行の250ccクラスラインナップで唯一並列4気筒エンジンを搭載。エンジンは新開発の249cm³水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブエンジンとなり、低中速回転域における豊かなトルクと、高速回転域での強力なパワーを実現。
エキゾーストノートは高回転型エンジンならではのサウンドを追求しており、このクラスならではの回し切る快感を存分に味わえるはずだ。車体はWSBKからの車体設計を引き継ぎ、新設計の軽量トレリスフレームを採用し、このクラス初となる先進的なフロントサスペンションシステム「SFF-BP」、ラジアルマウントモノブロックキャリパー、ホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションなどを採用。さらに電子制御に関してはKTRC(カワサキトラクションコントロール)やパワーモード、KQS(カワサキクイックシフター)といった充実のライダーサポート技術も搭載する。
(Photo courtesy of Kawasaki)