腕がまだ100%ではないと語るアレックス・リンスだが、初日は総合5位を獲得した。2019年に完走出来なかったレースで試したかったソフトリアを決勝でも使うことを検討しているようだが、シケイン、ターン7では高速の方向転換となるため、手首の負担が大きいことも明らかにした。MotoGP2021オランダGP 初日総合5位アレックス・リンス「高速コーナーで苦戦してしまう」

明日はソフトリアをさらに試したい

アレックス・リンス

「全体的に良い結果ですね。トップ10に既に入っていますしね。ソフトリアを早めに試したのは、午後はもう少し雨が降るかと思っていたからです。明日の朝はタイヤのパフォーマンスを理解するために、もう少しソフトリアタイヤを履いてみようと思います。2019年はソフトリアで決勝を走ろうと思っていたんですが、5周目に転倒してしまいましたから。」
MotoGP2021オランダGP 初日総合5位アレックス・リンス「高速コーナーで苦戦してしまう」[adchord]
「パフォーマンスが落ちないのであれば良いチョイスですね。ウェットでの新しい路面のグリップは驚くほどいいですね。今のところ良い感じですよ。腕は100%ではないので、周回ごとに腕のパフォーマンスが低下していることがわかります。高速での方向転換が難しい状況で、最後のシケイン、ターン7が辛いですね。」

(Photo courtesy of michelin)