フランスのポールリカールで開催されたボルドール24時間耐久ロードレースは、ヨシムラ SERT MOTULが704周を走って完全優勝。同じくEWCクラスのMOTO AINが2位となっているが、2位のMOTO AINとの差は実に19周になった。レースは全クラスで完走したのが20台というサバイバルレースとなり、EWCの主力チームはYART、F.C.C. TSR Honda France、WEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE TRICKSTARなどが揃ってリタイアしている。
これでチャンピオンシップ上においてはヨシムラ SERT MOTULが総合141ポイントでリード、2位VRD IGOL EXPÉRIENCESが105ポイント、3位F.C.C. TSR Honda Franceが89ポイントで続く。なお、2021年の世界耐久選手権(EWC)は残すところ1戦で、10月6日から9日にかけて、チェコにあるアウトドローモ・モストで開催される、モスト8時間耐久ロードレースで幕を閉じる。