スズキのアレックス・リンスは今回のミサノでは6位でレースを終えた。予選で苦戦したことを考えると、いつもどおりの追い上げ方での完走となったが、予選結果を大きく改善するか、決勝でさらに後半に向けてタイヤを温存する方向性にしていくか、何らかの方向性でライバルに対して強みを発揮出来ない限り、2022年のタイトル争いは正直厳しいのではないか。
エミリア・ロマーニャGP 6位アレックス・リンス「最後の2戦でさらにプッシュせねば」

改善作業が必要

アレックス・リンス

「今日はトップ6で終えることが出来ましたので嬉しいです。本当はトップ5でレースを終えたいと思っていましたが、後半エネア・バスティアニーニがものすごいスピードで迫ってきたので6位でも悪くないかと思いました。自分達は今改善作業が必要です。現時点ではライバルから1歩戦闘力が劣る状況でしょうね。2022年を良い形でスタートするには、最後の2戦でもう少しプッシュしなければいけないでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)