先週末に行われたポルトガルGP時点でのチャンピオンシップスタンディングだ。今年からの大きな変更点としてはスプリントレースが導入されたことで、スプリントレースで優勝した場合は12ポイント獲得出来るようになったことだつまりスプリントで優勝し、決勝レースでも優勝すると12+25=37ポイントを獲得出来る。
先週のフランチェスコ・バニャイアはまさにその形で、スプリント、決勝レースを優勝したこと37ポイントを獲得。現在2位のマーべリック・ビニャーレス、3位のマルコ・ベッツェッキと大きな差となっている。今年のレースはこのようにスプリントが大きな存在を放っており、今までは決勝レースで優勝で25ポイント、2位20ポイント、3位16ポイントという形でしか差がつかなかったものが、スプリントレースの導入で加速度的に差がつく仕組みとなった。[adchord]
つまり、今回のフランチェスコ・バニャイアのようにスプリント、決勝レースのいずれも優勝するライダーがいた場合、そのライダーは大きく順位を上げることになるし、開幕戦から完全優勝を複数回達成した場合、割と早めにチャンピオンシップの行方が決まってしまう可能性も無きにしもあらずだ。
なお、コンストラクターズについてはGASGASはあくまでもKTMプラットフォームを使用するメーカーということで、KTMとGASGASのコンストラクターズポイントは合算されて計算されるようだ。