Aruba.it Racing – Ducatiチームは、アルバロ・バウティスタとの契約延長を発表。バウティスタは2025年シーズンも引き続き、ファクトリーマシンのドゥカティ・パニガーレV4Rに乗ることが決定した。バウティスタは2019年にスーパーバイクにデビューし、2022年と2023年に連続してワールドスーパーバイクチャンピオンの座に輝いている。これまでに合計61勝を挙げ、ワールドSBKにおいて最も成功したドゥカティライダーとして歴史に名を刻んでいる。直近のポルティマオラウンドでのレース1では、100回目の表彰台を達成した。

アルヴァロ・バウティスタ

「またドゥカティ、Aruba、そしてこの素晴らしいチームと一緒に戦えることに興奮しています。このチームはまさに家族のような存在です。フィジカルもメンタルも完璧な状態で、まだ非常に競争力を保てると確信しています。メカニックや経営陣、スポンサーとの関係も素晴らしく、非常に満足しています。ドゥカティ、Aruba、ステファノ・チェッコーニ、ダニエレ・カソラリ、セラフィーノ・フォティに感謝の気持ちを伝えたいです。最近のラウンドで楽しんだように、これからもコース上で楽しさを返していきたいです。」

ステファノ・チェッコーニ(Aruba.it Racing )

「アルバロとの契約延長が我々の優先事項であることは何度も述べてきましたが、こうして正式に発表できることが嬉しいです。彼と一緒に仕事をするのは、個人的にもプロとしても非常に楽しいです。新しい規則に挑む中で、今後も一緒に努力し続ければ、さらに高い成果を出せると確信しています。ここ最近のレースで、シーズン序盤に欠けていた感覚をアルバロが取り戻せるような解決策を見つけました。今後もこの調子で進み、素晴らしいシーズンのフィナーレを迎え、トップとの差を埋めることを目指します。」

ジジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・コルセ ジェネラルマネージャー)

「アルバロ・バウティスタとの契約を継続できることを非常に喜ばしく思います。彼は近年、我々に大きな感動を与えてくれ、その才能は間違いありません。新しい規則やワールドスーパーバイク選手権の非常に高いレベルは、2025年に向けて挑戦的なものになりますが、共にそれに立ち向かう準備はできています。現時点では、今シーズンに集中することが重要です。選手権はまだ長く、アルバロがワールドタイトルを最後まで守れるよう、全力を尽くします。」

(Photo courtesy of Ducati)