苦手意識のあるシルバーストーンで課題克服に挑む
マルク・マルケスは、イギリスGP初日のプラクティスでトップ4入りを果たし、シルバーストーンの難しいレイアウトに対応するため、異なるライディングスタイルを試みている。特に3つのターンでタイムを失っているが、2つのターンでは改善策が見えており、バイクとライディングスタイルの両面での調整を進めている。ウェットコンディションでは速さを発揮しているものの、フィーリングには課題が残っており、明日の午前中の雨予報を踏まえ、レイン時のフィーリング改善にも取り組む意向だ。

マルク・マルケス
「こうしたトラックはル・マンのような作りのトラックと比較して苦戦しますが、トップ3、トップ4は悪くありません。異なるライディングスタイルを試しつつラップタイムを出そうとしています。トップ選手は現在アレックスですが、接近出来ています。明日はさらに接近したいですね。プラクティスセッションでは問題があってテスト出来ていないものがあるんですが、昨年のデータを活用出来ると思います。」
「現時点では3つのターンでタイムを失っていて、2つのターンでは改善策があります。バイクの改善、ライディングスタイルの改善で解消出来ると思っています。ウェットに関しては最速の一人だと思いますが、フィーリングは良くありません。明日午前中は雨の予報ですからレインのフィーリング改善に取り組んでいきたいです。ル・マンではフィーリングはベストではなかったんですよね。」
(Photo courtesy of michelin)