スタート直後の混乱と転倒により無念のリタイア

ジョアン・ミルは、スタート直後のターン1での混乱に巻き込まれ、序盤にポジションを落とす展開。その後、ポイント圏を目指して追い上げを図ったが、フロントを失い転倒。幸いにも怪我はなかったが、再始動後すぐにピットへ戻ることとなり、無念のリタイアに終わった。それでもミルは今週末を通じて何度もトップ6圏内に食い込み、ホンダの戦闘力回復に貢献している。

バイクの感触に違和感、大きなチャンスを逃した

「今日のレースについては、何が起きたのかをしっかり確認する必要があります。アウトラップからリアの感触が普段と異なっていて、それがスタートをより困難にしてしまいました。今日は大きなチャンスがあっただけに残念です。今のバイクのポテンシャルはトップ6〜7に入れるレベルにあると思いますし、それをルカが証明してくれました。今日は悔しい結果でしたが、全体としては前向きな週末だったと思います。」