マレーシアGP プラクティス15位マルコ・ベッツェッキ「タフな初日になってしまった」MotoGP2025

ベッツェッキ、悪化するコンディションに苦戦

マレーシアGPの初日、マルコ・ベッツェッキは厳しいコンディションに翻弄されながらも懸命の走行を見せた。午前は悪くないスタートを切ったが、悪化した路面状況に苦しめられ、午後には正しいタイヤ選択をして臨んだものの大きな改善には至らなかった。特にタイムアタックでは思うような結果を出せず、Q2進出を逃す形に。加速時のトラクション不足に加え、ブレーキングでもマシンを思うように止められない問題を抱えており、ライディング面での対応も視野に入れながら、Q1を活かして巻き返しを狙う。

トラクションとブレーキングに課題、巻き返しへ意欲

「タフな初日です。今朝は悪くなかったんですがコンディションが最悪でした。午後は正しいタイヤで走行しましたが、十分な改善が出来ませんでした。特にタイムアタックの面で改善が見られずQ2に進出出来ませんでした。Q1をアドバンテージに使って改善したいと思います。今回は加速時のトラクションに悩まされています。これが最大の問題でブレーキングでも苦戦していてバイクをうまく止めることが出来ていません。ライディング面でも改善が出来ないか考えているんです。」