
マルク・マルケスが今季初ポール獲得
2026年スペインGPの予選は波乱含みの展開となったが、最後は地元の期待に応えた。マルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)が激しい一騎打ちを制し、今季初ポールポジションを奪取。ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)が渾身の走りでフロントロー中央を確保し、ランキング最上位ドゥカティ勢のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ペルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)がフロントローを締めた。
難コンディションのQ1で有力勢が脱落
ヘレスでのQ1は路面が湿った難コンディションでスタートし、いきなり有力勢が足をすくわれた。フランコ・モルビデリ(ペルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)が序盤に転倒し、続いてディオゴ・モレイラ(プロ・ホンダLCR)はタイムを記録できず。ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)も突破圏に届かなかった。コンディションを的確に捉えたザルコとペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)がQ2進出を決め、変化する路面への理解という面で優位に立った。
Q2は転倒続出のサバイバル戦
Q1終盤、モルビデリのマシンからの煙の影響で一時中断が入った後、Q2が開始。全車ウェットタイヤでコースインしたが、徐々にドライラインが出現した。セッション中盤、トップに立ったのはマルク・マルケス。一方でアレックス・マルケスは残り7分で9コーナーで転倒し、流れに乗れなかった。暫定フロントローには#93とともにホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)がつけていたが、マルティンは1コーナーでクラッシュ。そこへザルコが一気にトップタイムを叩き出す。
マルケスの圧巻ラップでポール確定
ホンダにとって2023年以来となるポール、そして自身4年ぶりのポールを狙ったザルコだったが、その夢を打ち砕いたのがマルク・マルケスの圧巻のラップだった。昨年ハンガリーGP以来となるポールを確定させた。ザルコは最終アタックでプッシュを続けたものの、最終コーナーでフロントを失いかけてタイム更新ならず、2番手に甘んじた。3番手にはディ・ジャンアントニオが入り、トップから1秒以上遅れながらもマルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)を抑えてフロントローを確保。2列目はベッツェッキを先頭に、アレックス・マルケス、アコスタが並ぶ。
中団グリッドと転倒の影響
マルティンはクラッシュの影響でタイム更新できず7番手に沈み3列目へ。8コーナーで転倒したエネア・バスティアニーニ(レッドブルKTMテック3)、そしてアプリリア3台目のラウル・フェルナンデス(トラックハウスMotoGPチーム)が同列に並ぶ。苦戦が続く2度の世界王者フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)は10番手で4列目。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)、そしてフェルミン・アルデゲル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が続いた。アルデゲルはFP2の13コーナーに続き、この予選でも8コーナーでこの日2度目の転倒を喫している。
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。