
ピレリは、2026年MotoGP第6戦カタルーニャGPで、Moto2クラスに新たなリヤ用ソフトタイヤ「F0298」開発仕様を投入する。標準仕様のSC0ソフトに加えて供給され、安定性とレース距離におけるパフォーマンス維持性能の向上を狙って開発された。
今回のバルセロナ戦は、MotoGPカレンダーに含まれるイベリア半島開催5連戦のうち2戦目。Moto2ライダーは、従来型SC0ソフトとの直接比較が可能となる。フロントには引き続き、SC1ソフトとSC2ミディアムが用意される。
舞台となるカタルーニャ・サーキットは、長いストレート、多様なコーナー、高速セクション、低グリップかつ摩耗性の高いアスファルトを特徴とする、シリーズ屈指のテクニカルコース。タイヤ性能とマシンセットアップの両面で高い要求が突き付けられる。
Moto3クラスについてはタイヤアロケーションに変更はなく、前後ともSC1ソフトとSC2ミディアムを継続使用する。2025年大会ではアンヘル・ピケラスが前後SC2ミディアムを装着して優勝。ホセ・アントニオ・ルエダと古里太陽は、フロントSC2ミディアム、リヤSC1ソフトの組み合わせを選択していた。
ジョルジオ・バルビエ
「今週末のモンメロ戦では、Moto2ライダーに標準SC0ソフトに加えて、新たなリヤ用開発タイヤF0298ソフトを供給します。タイヤに厳しいこのサーキットにおいて、この新仕様はより高い安定性と、レース距離でのパフォーマンス一貫性向上をもたらすはずです。この投入は、より高性能かつ汎用性の高いソリューションを提供するために進めている、ピレリの継続的な開発活動の一環です。
レイアウトや半径の異なるコーナー構成、そして高速で進入するセクションの多さにより、カタルーニャ・サーキットは最適なバイクセットアップとタイヤマネジメント能力を探るうえで非常に重要なテストコースとなります。
気温はアスファルトのグリップに大きな影響を与えます。高温時はグリップが低下しやすく、一方で低温時は路面本来のグリップが増す反面、タイヤ摩耗が大きくなる可能性があります。そのため、Moto2における2種類のリヤタイヤの挙動を比較し、ライダーたちがどちらを好むのかを確認することは非常に興味深いポイントになるでしょう」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。