ピレリは2026年サンマリノ&リミニ・リヴィエラGPにおいて、Moto2クラスに新しいフロントタイヤ「F0749」スペックを投入する。アラゴンGPで導入したソフトコンパウンドの「E1089」スペックに続く前輪開発プログラムの一環で、F0749は標準SC1のソフトコンパウンドを継承しつつ、新しい構造を採用することでブレーキング時の安定性向上を目指す。各ライダーへのフロントタイヤ割り当て数はテストを可能にするため、週末全体で1本増の9本となる。リアには昨年開発タイヤとして使用されたSCXとSC0が引き続き供給される。Moto3クラスは昨年と同様に前後ともソフトSC1とミディアムSC2の組み合わせが提供される。

ピレリ ジョルジュ・バービアー
「アラゴンに続き、ミサノでもMoto2のフロントタイヤ開発プログラムを継続します。複数カテゴリーのレースや多くのメーカーのテストが行われる、自分たちがよく知るこのサーキットで、新しいソリューションであるF0749スペックを投入します。このタイヤも『ソフト』ファミリーに属しますが、2週間前にアラゴンで使用したE1089とは大きく異なります。E1089が標準SC1の構造に新しいコンパウンドを組み合わせたものであるのに対し、F0749は標準SC1のソフトコンパウンドに新しい構造を組み合わせたものです。」
「ピレリのエンジニアが取り組んできたのは、ライダーにより高い安定性を提供するという目標です。これはチャンピオンシップカレンダーの中で最も速いコーナーを持つこのサーキットで特に重要な要素であり、ブレーキング性能の向上も狙っています。昨年ライダーたちが全員一致で選択した標準SC1と合わせたフロントタイヤの割り当てにより、2つのソリューションを直接かつ即座に比較することができ、開発プログラムを継続するための重要なデータを収集できます。」
「リアについては、SCXとSC0という名称でラインナップに加わったソフト系のソリューションが引き続き提供されます。レース距離を通じた性能の進化と、1周単位での性能の進化を評価することになります。これはピレリのエンジニアがチームとの協力のもと継続的に行ってきた開発作業の成果です。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。