イン側に入ってきたザルコ選手を避けてウェットパッチに乗り、ハイサイドによって転倒したペドロサ選手。転倒の仕方から「鎖骨か、手首か。。」と思ったファンも多いでしょうが、やはり手首を骨折していたとのこと。現時点ではアメリカGPへの参戦は未定です。しかし曲がりくねったコーナーが多く、ハードブレーキングも存在するCOTAでのレースは、怪我をした手首で走るのはかなり厳しいトラックであると言えます。

レプソルホンダのダニ・ペドロサはバルセロナのDexeus大学病院において右手首の手術を行いました。これはアルゼンチンGPの決勝レースで負った負傷の治療のためです。3DCTスキャンの結果、ダニは遠位橈骨の関節内骨折を負っていることが判明しました。

骨折部の治療に加え、チタンスクリューを使用して内部固定が、Dr. Xavier Mirと彼のチームによって行われました。手術は成功し、ダニは48時間の経過観察に入っています。検査結果が良好であれば土曜日からリハビリを開始出来ます。

現状彼のオースティンGPへの参戦は未定です。レプソルホンダチームは、ペドロサの状況に関して情報が明らかになり次第、これを公表する予定です。

(Photo courtesy of michelin)

(Source: HRC)