KTMのライダー補強は止まりません。Moto3で圧倒的なスピードを発揮しているホルヘ・マルティンと契約し、ミゲル・オリヴェイラの後任としてホルヘ・マルティンは、来年レッドブルKTM AJOからMoto2クラスへと参戦します。
KTM プレスリリース
2014年のレッド・ブル・ルーキーズカップのチャンピオンであるホルヘ・マルティンは、KTMグランプリレーシングチームと再び歩み始めます。KTM、Aki Ajoとその素晴らしいクルーは、Moto2クラスでミゲル・オリヴェイラが2019年にMotoGPクラスにステップアップすることを受け、ホルヘ・マルティンとの契約を結びました。
ホルヘ・マルティン
「これは自分のキャリアにとって重要な動きだったと思います。KTM、そしてレッドブルと合意に至ることが出来て本当に嬉しく思っています。本当に競争力が高いブランドですし、この冬から来年に向けて作業するのが待ち遠しいです。初年度に出来る限り学習して、2年目に優勝を狙いたいと思います。レッド・ブル・ルーキーズカップでは、KTMと素晴らしい思い出があります。こうして再び歩み始めることは重要なことですし、前回同様に結果を出せることを願っています。
Aki Ajo
「Moto3からMoto2にスイッチして多くの選手がスピードを発揮するのを見てきました。多くの経験がありますし、多くの先例があります。ですから、Moto3のトップ選手をこうしてKTMのMoto2チームに迎える事が出来て非常にワクワクしています。Moto3からの才能という意味では、ホルヘは最高の1人だと感じています。彼をKTMファミリーに迎えるのは最高の喜びです。」
ピット・バイラー
「彼がKTMに戻ってきたのが嬉しいです!彼はレッド・ブル・ルーキーズカップで育ちましたが、これでKTMのフィロソフィーが明らかになったでしょう。ホルへをMoto2クラスに迎えることは、KTMにとっては新たなマイルストーンなのです。彼はこのパドックに上がってくる中でも最高の才能の一人です。これは我々がしてきた努力を物語っているでしょう。Akiと共にこうした経験を組み合わせること、そして若き才能をMoto2に迎えることに関して努力してきたんです。またいかにKTMと共にステップアップ出来るかということをライダーに示すことも重要だと感じています。ホルヘをこうしてKTMに迎えることが出来て本当に嬉しいです。彼はMoto3クラスでは最強のライバルですから。」
(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)