ハーレーダビッドソンは今後の成長の為に、2027年までに100の新型モデルを登場させることを目標として掲げています。その中の1台として2019年モデルに新たな車種が追加されました。

FXDR 114はMilwaukee-Eightエンジンと呼ばれる排気量1868ccのエンジンを軽量シャーシに搭載しています。ハーレーによると、この車両はドラッグレースで使用される車両を意識しているようで、119 ft/lbsのトルクを3,500回転で発生します。エンジンの圧縮比は10.0:1で、デュアルカウンターバランサー搭載で、アイドリング時の振動を軽減しています。


アルミニウム製のスイングアーム、ホイールなどで車体は軽量化されており、ブレーキはフロントにダブルの300mmディスクを装備、ABSは標準装備となっています。シートはシングルシートで、ライトはLEDです。国内での導入時期などは現時点では不明です。

主要諸元

排気量:1868cc
ボア x ストローク:102 mm x 114 mm
最大トルク:119 ft/lbs @ 3500 rpm
圧縮比:10.5:1
バルブトレイン:シングルカム
エキゾースト:2-1
トランスミッション:6速
ファイナルドライブ:ベルト

フロントサスペンション:43mm倒立フォーク
リアサスペンション:モノショック
ホイール:キャストアルミニウム
フロントホイール:19 inch x 3 inch
リアホイール:18 inch x 8 inch
フロントブレーキ:300mm デュアルディスク/4ピストンキャリパー
リアブレーキ:292mm/2ピストンキャリパー
ABS:標準装備
ホイールベース:1737mm
シート高:703mm
燃料容量:16.6L
車両重量:303kg

(Source: Harley-Davidson)

(Photo courtesy of Harley-Davidson)