MotoGPルーキーの場合は、最初は電制なしでバイクに乗らせ、その後電制をOnにして、バイクのパワー、電制のメリットなどを理解させるという話を聞いたことがありますが、ファビオ・クアルタラロの場合まさにそういった作業を行っていたようです。
ファビオ・クアルタラロ
「テスト最終日にはフィッリングとラップタイムを改善しました。前進出来たと思いますし、エレクトロニクスに関していくつか試すということも出来ました。今まではほとんど触っていなかったんですよ。電子制御を使用することの一番のメリットは、スロットルの開け始めですね。加速もそうですが、コーナーエントリーでも効いてきます。」
「今日はラップタイムが短縮されていく感触、そして高速タイムが記録出来ている実感がありました。ヤマハのバイクで周回を重ねていけば、さらにラップタイムが向上していくことがわかっています。今日の目標は38秒台を記録することで、3周これを達成出来ました。自分のペースで少しずつ作業を続けている状況です。そしてトップとの差が徐々に詰まっている状況です。」
「この数日、ヘレスでの作業、2019年のプレシーズンテストの内容に満足しています。チームの皆に感謝、そして彼らの作業に感謝したいと思います。これからは2月のテストがとにかく待ち遠しいです。」
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(Source: SIC Racing)
(Photo courtesy of michelin)