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アレックス・リンス「オースティンでの初優勝は、感情が爆発したようだった」

写真で振り返るMotoGP2019年シーズン 第3戦アメリカGP

スズキのエースとして活躍したアレックス・リンスは、COTAで初優勝、シルバーストーンで2勝目を遂げた。来シーズンはさらに優勝、表彰台を目指すとしているが、ライダー側では予選結果の改善、バイク側ではエンジンパフォーマンスの改善が出来れば、表彰台の常連になることも難しくはないはずだ。

初優勝の瞬間は感情が爆発したようだった

アレックス・リンス

「いよいよ冬休みとなりましたが、2019年シーズンを振り返る良いチャンスですね。今シーズンは優勝するという明確な目標を持っていました。それは別として、今シーズンはシーズンを通じて得られる結果に対してリラックスした心境でいることが出来ました。とにかく自分のベストを尽くし、トップ選手達と一緒に走行することが重要とわかっていたんです。」

「初優勝出来るまでそこまで時間はかからず、大好きなオースティンで遂げることが出来ました。多くの人から初優勝はどんな感じだったのかと尋ねられましたが、一言で言い表すのは難しいですね。フィニッシュラインを通過した時は、まさに感情が爆発したようでしたね!本当に特別で忘れがたい瞬間でした。

「初優勝は本当に特別なものなんですが、シルバーストーンでの優勝もまた魔法のような瞬間でしたね。マルケスと緊迫感溢れるバトルを展開出来ましたし、フィニッシュラインの2人の写真は自分のお気に入りの1枚です。シルバーストーンの優勝は皆で狂ったように祝いました!皆が表彰台の下で口笛を吹いて盛大に祝いましたけど、本当に嬉しかったですね。」

「しかしどのシーズンも何らかの反省すべき点はあるもので、自分の場合はオランダGPとドイツでの転倒が残念でした。消化が難しかったのも事実ですが、チームと共に上を向いて良い形でシーズンを終えることが出来ました。冬休みはバイクをテスト出来ませんから、多くのライダー同様に今は体を休めています。家でゆっくり過ごせるのはいいものですが、トレーニングもハードに行っています。2020年に最高に形で挑みたいですからね。」

新しいエンジンを既にテストしていますが、すぐに改善を感じることが出来ました。来年のセパンテストが本当に待ち遠しいですね。来年はさらに多くの優勝、表彰台を獲得したいですね。」

(Source: suzuki-racing)

(Photo courtesy of michelin)

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