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Ducati 2019年は53,183台のモーターサイクルを販売

2019年は90カ国で53,183台のモーターサイクルを販売

Ducatiは2019年の販売台数を公表した。その内容によると、2019年は世界90カ国で53,183台のモーターサイクルを販売したという。最大の市場は地元イタリアで、中国、ブラジル、スペインでは2桁の成長を記録したという。販売台数を牽引したのはパニガーレで、2年連続でスーパーバイク・セグメントのベストセラーの座を維持、2020年3月から納車が開始される新型ストリートファイターV4は、過去最高となる事前注文が集まったという。

パニガーレのマーケットシェアは25%

パニガーレの合計販売台数は8,304台で2018年に達成したスーパーバイク・セグメントのベストセラー・モデルの座を2019年も維持。セグメントにおけるマーケット・シェアは25%に達しており、2019年の新型車であるハイパーモタード950とディアベル1260は、先代モデルの2018年の販売台数の2倍に相当する4,472台と3,129台を販売した。

以下プレスリリース

ドゥカティ・モーター・ホールディングは、2019年に世界中で53,183台のモーターサイクルを販売しました。この数字は、好調なセールスを記録した前年の台数(5万3,004台)をさらに上回るものです。

この結果に大きく貢献したのはパニガーレでした。合計販売台数は8,304台で、2018年に達成したスーパーバイク・セグメントのベストセラー・モデルの座を、2019年も維持しました。マーケット・シェアは25%に達しています。
2019年に導入された2機種のニューモデル、ハイパーモタード950とディアベル1260は、先代モデルが記録した2018年の販売台数の2倍に相当する、それぞれ4,472台と3,129台のモーターサイクルを納車しました。
ムルティストラーダ・ファミリーも、950 Sの追加およびマイナーチェンジが施された1260エンデューロの導入により良好なセールスを記録し、2018年と比較して3%の増加となる合計12,160台を販売しました。これは、6年前にドゥカティ製マルチバイクとしてムルティストラーダがデビューを飾って以来、最高の販売台数となります。

2019年の販売台数は、モーターサイクル市場におけるプレミアム・ブランドとしてのドゥカティのポジショニングを強化するものです。

Ducati CEOクラウディオ・ドメニカーリ

「2019年は困難にも直面しましたが、非常にやりがいのある年でした。私たちは、ドゥカティを世界で最も魅力的なモーターサイクル・ブランドにするために、一丸となって取り組んできました」と、ドゥカティ・モーター・ホールディング最高経営責任者(CEO)のクラウディオ・ドメニカーリは述べています。「達成した業績、製品ラインナップの開発、そして市場からの反応のすべては、私たちが正しい道を歩んでいることを証明しています。昨年の世界市場において、スーパーバイク・セグメントで販売された4台に1台がパニガーレとなりました。Rバージョンから移植したテクノロジーとレースにおける豊富な経験を投入した2020年モデルのパニガーレV4は、引き続きこのカテゴリーのベンチマークとなっています。さらに、新型ストリートファイターV4*にも注文が殺到しています。2020年3月から納車が開始されるこのニューモデルは、既に2,000台以上の事前注文を受け付けています」

グローバルセールス担当副社長のフランチェスコ・ミリチア

「2019年に達成した結果に非常に満足しています」と、グローバルセールス担当副社長のフランチェスコ・ミリチアは付け加えています。「昨年1年間に、大規模なディーラー・ネットワーク開発計画を実施し、世界20カ国に54店舗の新しいディーラーを開設しました。また、特に中国、ブラジル、アルゼンチン、ロシアといった国々では、アウディやフォルクスワーゲンとの販売相乗効果も生まれています。私たちは、このような相乗効果をさらに強化し、他の国々にも拡大していきたいと考えています」

イタリアにおけるドゥカティの販売は伸び続けており、ドゥカティ最大の市場となっています。イタリアにおける販売台数は、前年比3%増の9,474台でした。販売台数は、過去3年間で20%増加しました。
米国では販売の減少傾向が続いており、2018年と比較して市場全体が7%縮小するなかで、ドゥカティは、前年比わずか2%減となる7,682台のモーターサイクルを納車しました。
ブラジル(+20%)、スペイン(+10%)とフランス(+8%)でも、非常に好調なセールスを記録しました。
イタリアのブランドが高い評価を得ている中国では、販売の増加傾向が続いており、3,200台(+12%)のモーターサイクルを納車しました。これにより中国は、ドゥカティにとって5番目に重要な市場となりました。

2019年における好調なセールスにより、ドゥカティは、自信を持って未来へと進むことが可能になります。2020年には、製品ラインナップがさらに充実し、待望のストリートファイターV4の納車も始まります。パニガーレは、新型V2の導入に加えて、パフォーマンスとライダビリティを向上させ、大規模なアップグレードが施されたV4の販売も開始されます。

冒険心に溢れるライダーや、長距離ツーリングを極めて快適に楽しみたい方には、新型ムルティストラーダ・グランドツアー**が最適な選択肢となるでしょう。

最後に、ドゥカティ・スクランブラー・ラインナップは、昨年のミラノ・モーターサイクルショー(EICMA)で800アイコン・ダークが発表され、今後数か月の間に新しいモデルの導入も予定されています。

*新型ストリートファイターV4の日本導入時期は未定です
**新型ムルティストラーダ・グランドツアーは日本未導入モデルとなります

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