セパンテスト2日目 2020年型M1の理解を深めたロッシ、ビニャーレス

ビニャーレス6位、ロッシ10位にて2日目を終了

テスト2日目にモンスターエナジー・ヤマハMotoGPの2人は様々なマテリアルのテストを行った。最終的な順位はそれぞれ6位、10位となっている。

マーべリック・ビニャーレスは、今までテストを行ってきたパーツの比較を重点的に行い、初日同様に良いリズムで走行。最終的には69周を走行し、41周目にベストタイムとなる1分58秒893を記録した。

バレンティーノ・ロッシは2020年型をテストし、さらなるパフォーマンスの改善を図った。ロッシは昨日から0.4秒ベストタイム更新。全部で60周を走り30周目ににベストタイムとなる1分59秒116を記録している。ロッシは開発の方向性の正しさを確認し、午後からはテストプログラムに沿ってテストを行った。


トップスプード、走行リズムが改善

マーべリック・ビニャーレス

「非常に快適に感じていますしリズムも非常に良く、タイムも悪くないと思います。最終的には非常に重要な部分の改善をすることができ、いろいろな物事を理解することができています。」

「日を追うごとにカタールの開幕戦に向けて準備ができていると思います。リズムに関しては朝から大きく改善することができています。走行リズムは現時点で自分たちにとって最も重要度が高いポイントなんです。

「ブレーキングも良くなっていますし、トップスピードの改善もできています。他のメーカー同様のレベルに到達してきていると思いますし、トップスピードを改善する事は常に重要なんですよね。」

2020年型のポテンシャルは高い

バレンティーノ・ロッシ

「ライバル達は協力で非常に速いですね。今日のタイムはトップからそこまで離されていないでしょう。それに初日に比べて2020年型の作業を進めることが出来ています。」

「2020年型に関してはさらに走り込みをつける必要がありますが、優れたポイントがあることを確認していますし、グリップの改善、レースタイヤでのペースが良くなっていると感じました。

個人的には2020年型は昨年よりもポテンシャルが高いと感じます。しかし、ライバルメーカーも改善していますからまだまだ作業が必要でしょう。ハードに作業を続ける必要がありますが、今のところ方向性は正しいと言えそうです。」

「明日はホルへもトラックで走行すると思います。ここ数日ホルへとはいろいろな話をするんですが、彼はバイクに関して興味深いことをいくつか教えてくれました。彼が明日トラックで共に走行するということは、バイクの改善という意味で非常に重要になります。

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of yamaha-racing)

knbn

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