新型コロナウイルスの影響でセパン・インターナショナル・サーキットでのイベントは全て中止または延期

感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響を受けて、マレーシア政府は、人々が大勢集まるスポーツイベント、国際展示会、宗教上の集まりなどの中止・延期を決定しており、この処置を4月30日まで続けるとしている。加えて、マレーシアのムヒディン首相は3月16日にテレビ演説の中で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、3月18日から3月31日までマレーシア全土を対象に移動制限を実施すると発表。

学校や民間企業を閉鎖、スーパーなどは営業を許可するが、人の移動を大幅に制限することで感染拡大を図る狙いがある。セパン・インターナショナル・サーキット側も政府の指示に従いサーキットを閉鎖。新たな告知があるまでは全てのイベントが中止または延期となる。

この先セパン・インターナショナル・サーキットで予定されていたアジアGTのテスト、マレーシアスピードフェスティバル、デスモカップなども全て中止となり、マレーシアスーパーバイク選手権も延期となっている。

セパン・インターナショナル・サーキットは、全てのファンに対して、安全を優先すること、人ごみを避け、体調不良を感じた場合は、医療機関の指示に従うよう呼びかけている。

(Source: sepangcircuit)

(Photo courtesy of yamaha-racing)