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ビニャーレス「ロレンソのワイルドカード出場数を増やすことが開発に役立つ」

ホルへ・ロレンソ

モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのマーべリック・ビニャーレスはテストライダーに就任したホルへ・ロレンソを含むテストチームがワイルドカード参戦の数をこなすことが重要だと感じている。

今までのモンスターエナジー・ヤマハMotoGPではレギュラーライダーがレース後にテストを行っていたことで、グリップが良い状況でのテストのために正確なテストになっていなかったのではないか?という指摘だ

MotoGPレギュレーションによると、各メーカーは年間に最大で3回のワイルドカード参戦を行うことが可能で、コンセッション適用メーカーの場合は年間で最大6回、2連戦でのワイルドカード参戦も可能だ。なお、ワイルドカード参戦を行う場合、メーカーはFIMに対して少なくとも90日前にFIMのフォームより申請が必要となっている。

ホルへ・ロレンソを含むテストチームでのパーツ評価が重要となる

マーべリック・ビニャーレス

「今までレース後の月曜日に新型パーツテストを行う事がありましたが、ミシュランタイヤのゴムが路面にしっかりと載った状況でのテストですからタイムが簡単に出てしまうんです。それにグリップもいつだって素晴らしい状況ですから、正しく新しいパーツのテストが出来ていなかったと感じます。

ヤマハにとってはホルヘがモントメロ以外のサーキットでもワイルドカード参戦してくれることが非常に重要になるでしょう。そうすることでテストチームがテストしたアイテムをレースウィークエンドで試す事が出来ると思うんです。」

「新型コロナによる今の状況は仕方ないですし、自分達が変えられるものでもありません。誰にとっても状況は同じです。全てのトラックでレースをするわけですから、どのトラックが先であっても違いはありません。」

「ただ、時間は無くなっていますから後半にかけて非常に忙しくなるでしょうね。自分はシーズンエンドは常に良い形で迎える事が出来ますから、さほど気にしていません。」

「現時点では開幕を待っている状況ですが、日々トレーニングを欠かしていませんし、開幕を最高のコンディションで迎える事が出来るようにと考えています。」

「今はモトクロスやスーパーモタードで練習を行なっています。ブレーキング面での改善が必要だと思っていて、その部分の改元が少し出来ると思うんです。」

「今年は全てをしっかりと準備して挑んでいますから、M1に乗ること、レースをすることが待ち遠しいですよ。出来るだけ早くレースに参戦したいですね。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)

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