ヤマハのマネージングディレクターであるリン・ジャービスが語るところによると、バレンティーノ・ロッシは6月までには現役引退か継続の判断を行うだろうとのこと。順当に行けば来年も継続が予想されるフランコ・モルビデッリとバレンティーノ・ロッシというチームになりそうだ。

ロッシは6月までに引退か、来年もMotoGPで走るかを決める

リン・ジャービス

「当初は5戦、6戦走ってみてフィーリングや競争力について確認するということになっていました。しかし今はそれが出来ませんので、来年どうするかを話しているんです。5戦するのと同じくらいの時期と考えると約2ヶ月ということで、6月までにはバレンティーノは引退か、来年もMotoGPで走るかを決めるでしょう。

「通常のシーズンではありませんから急ぐ必要はないと思います。ペトロナスにしても時間はあるでしょう。ラズラン・ラザリとも、バレンティーノとヤマハがどうするかを決めるまで2021年体制について決定しないということで合意しています。」

「ペトロナスが最終的なライダーの決定権限を持っていますし、ヤマハも彼らの決定を受けいれると契約に書いてありますからね。フランコ・モルビデッリのことは私も評価していますから、来年彼がペトロナスで継続して、ロッシと共に参戦してくれるようであれば嬉しいですね。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)