今年レースが開催されるとしても、ドルナは観客の有無に関わらず各チームに最小人数でのレース参戦を求めるだろう。となると必然的にカットされるのがワイルドカードライダーとそのスタッフだ。
そもそもバイクのスペックは2021年末まで凍結されることが発表されており(※エアロボディーは除く)メーカーにとっても2020年シーズン中の開発の重要度は昨年ほどではないはずだ。本来は今年ワイルドカード参戦を予定していたホルへ・ロレンソの走りを見る機会は今年中に訪れないかもしれない。
ホルへ・ロレンソのワイルドカード参戦は難しい
リン・ジャービス
「ホルへ・ロレンソに関しては今年のワイルドカード参戦は難しいでしょう。今年はレースを行うにしても参加人数をぐっと減らす必要があります。ワイルドカード出場となると、それだけで専任のスタッフが8〜9名必要です。ですから彼の今年中のワイルドカード参戦が実現するかどうかはわかりません。まずはバルセロナ、そしてもてぎで彼を走らせたいと思っていたんですけどね。」
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(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。