ジョナサン・レイとカワサキは今後も共に歩んでいく

FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)で5度チャンピオンシップ優勝をしているジョナサン・レイとカワサキは、新たに複数年契約を結んだことを明らかにした。ジョナサン・レイがカワサキ・レーシング・チーム(KRT)のライダーになったのは2015年。それからレイは勝ち続け、今やFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)の中でも最も成功したライダーとなった。

レイは2020年にアレックス・ロウズをチームメイトに迎え、既に1勝を挙げている。今回のリリースでは複数年契約が実際に何年であったのか明らかではないという異例のリリースだが、ひょっとすると引退までカワサキ・レーシング部門の顔として現役を続けていくということになるだろう。

ジョナサン・レイ

カワサキ、そしてカワサキ・レーシング・チームと契約を更新出来て本当に嬉しいです。共に素晴らしい記録を打ち立ててきました。この成功は素晴らしいチームワーク、そして素晴らしいプロジェクト、Ninja ZX-10RRという素晴らしいバイクによるものです。 これからもクルーやエンジニアと共にハードに働き、全てのレースを最高のコンディションで迎えたいと思います。」
ジョナサン・レイ
コロナでレースから離れたことで、これからも勝ち続けたい、スキルをさらに磨いていきたい、バイクのパッケージをさらに高めていきたい気持ちが強くなりました。レースは止まることはなく、ライバルとライバルメーカーも常に進歩を続けていますから、カワサキも同様に進んでいくことが必要です。」

これでレースが再始動となる2020年のFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)に向けて、これで100%集中することが出来ます。カワサキ、チーム、全てのスポンサーの変わらぬご支援に感謝します。

KRTチームマネージャー ギム・ロダ

チームの皆がジョニーが来年以降もカワサキで継続してくれるということで喜んでいます。レースの世界ではこうして契約が更新されるまでは最後までどうなるかわかりません。ですから、ジョナサン・レイがカワサキと将来的に一緒にやっていくことを選んでくれて嬉しいですね。」

「皆がこのプロジェクトは長期のプロジェクトであること、そして互いに手を取り合って進めていくものだと理解しています。ライダーとしてジョニーの才能は異能です。KRTの中にジョナサン・レイを留めておくということは、これからWSBKの世界でさらなる成功を収めていくことが出来るということになるでしょう。彼のクルー、そしてKRTの皆は、ジョニーと共に実り多く、プロフェッショナルな旅路を共に歩むことが出来ることを喜んでいます。」
ジョナサン・レイ

カワサキ レーシングマネージャー スティーブ・グッドリッジ

2015年にジョニーがカワサキとサインをしてから、夢のような関係が続いています。カワサキはグループとして、ジョナサン・レイと共にさらに将来に向けて歩んでいこうとしています。今年は彼にとってカワサキで6年目となります。彼はカワサキの家族であり、素晴らしい記録をNinjaと共に記録しています。そして世界中のファンに驚きと感動を与えてくれています。」

「ジョナサン・レイ、彼のクルー、チーム、カワサキのエンジニアという素晴らしい組み合わせが成功の鍵なのでしょう。ジョナサン・レイはレースに対してまさにプロフェッショナルなアプローチを取り、メンタルを持っています。彼のこうした姿勢がカワサキのレースに関するアプローチを洗練させることに大いに役立ったと言えるでしょう。

「カワサキ、そして世界中のカワサキのファンは、ジョナサン・レイとの複数年契約に満足しています。これからさらに続いていくであろう素晴らしいストーリーの証人となれることを心から嬉しく思います。」

(Source: KRT)

(Photo courtesy of KRT)