KTM CEOピエラの承認が下りればペトルッチ加入は確定と見られる

ダニーロ・ペトルッチのマネージャーであるアルベルト・ヴェルガニは、ダニーロ・ペトルッチと共にKTM本社を訪れ、2021年の契約についてはかなり深く話し合ったと語っている。その時にミーティングにはKTMのモータースポーツディレクターであるピット・バイラー、チームマネージャーのマイク・レイトナーが参加していたという。

どの程度まで突っ込んだ話がされていたかは明らかではないが、来年恐らくホンダからのオファーを受けレプソル・ホンダに移籍する可能性が濃厚なポル・エスパルガロに変わり、ダニーロ・ペトルッチは2021年からファクトリーチームでKTMのエースライダーとなることが期待されているはずだ。
ダニーロ・ペトルッチ
CEOであるスレファン・ピエラは別件で不在であったようだが、現場の判断でダニーロ・ペトルッチと契約したい意向を、最終的にピエラが承認すれば、ダニーロ・ペトルッチのKTM行きは確定する。

ダニーロ・ペトルッチ以外の有力ライダーはマーケットにいない

実際問題として、マーケットを見渡しても、ポル・エスパルガロが2021年にKTMを離れた場合、現役MotoGPライダーでKTMが獲得出来る可能性がある有力選手は、今季限りでDucatiファクトリーが放出するダニーロ・ペトルッチ、アレックス・マルケスがLCR行きするであろうことから、シートを失う可能性もあるカル・クラッチローの2名程度しかいない。(※厳密にはドヴィツィオーゾのDucatiとの契約更新は確定していない)

カル・クラッチローは年齢の問題、さらに度重なる怪我によって選手生命が短いであろうことが懸念される。KTMとしてはホンダのバイクに関する知識はダニ・ペドロサが得られていることを考えると、Ducatiで優勝経験もあるダニーロ・ペトルッチの加入によって得られる情報は少なくないはずだ。
KTM RC16 2020
ダニーロ・ペトルッチにはFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)で不振が続くチャズ・デイビスの代わりに参戦する道も開かれているはずだが、MotoGPで活躍する道が残されている状況ではMotoGPで走ることを選ぶだろう。

(Photo courtesy of michelin, KTM)