MotoGPが開催された週末にFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦するチームHRCはアラゴンで2日間のテストを終了。なお、テストには3月の開幕戦以来初めて日本人エンジニアも参加している。テストは暑いながらも風もあるコンディションで、レオン・ハスラム、アルヴァロ・バウティスタの両名は集中的にテストを行った。なお、FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)の第2戦は7月31日からヘレス・サーキットで開催される。
レオン・ハスラム

レオン・ハスラム

「2日間のポジティブなテストが出来ました。レースタイヤで昨年のレースより素晴らしいラップタイムを記録していますし嬉しいですね。トラック温度は非常に高く、通常であればプラスに働かないのですが、その中で良いタイムを記録出来ました。オーストラリアで抱えていた問題の解決の作業も進めていますし、バイクについても理解が深まっています。今回のテスト内容には本当に満足です。今までよりもしっかりとしたベースセッティングでヘレスに向かうことが出来ます。」
アルヴァロ・バウティスタ

アルヴァロ・バウティスタ

「コンスタントなラップが出来ましたし、多くのデータを収集出来ました。様々なパーツと共にいろいろなテストを行っていました。バイクのフィーリングを向上させる様々なパーツを試していましたね。バイクの理解が深まり、オーストラリアのレースにおけるバイクの挙動など理解出来るようになってきました。今日は最速タイムをレースタイヤで記録しました。非常にポジティブなテストでしたし、自信も感じています。ここで収集してデータを元に開発を進めていきたいですね。HRCの作業のおかげでヘレスでさらに前進出来ると思います。」

レオン・ハスラム

アルヴァロ・バウティスタアルヴァロ・バウティスタ

アルヴァロ・バウティスタ

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)