オーストリアでは苦戦を続けたファビオ・クアルタラロは、ミサノではバイクの性能を存分に発揮して総合トップタイムでセッションを終えた。総合2番手のマーべリック・ビニャーレスとの差もほぼない状態で、予想通りヤマハのバイクが上位に並んだ。
トップタイムを記録したかった
ファビオ・クアルタラロ
「ヘレスと全く同じというわけではありませんが、バイクのフィーリングは素晴らしいですね。ヤマハも実にハードに作業をしています。ミサノ2連戦は良いニュースですが、バルセロナでも良い成績を残したいと思います。現在100%望んだパッケージではありませんが、ヤマハを信じることも重要です。」
「苦戦を続けた1ヶ月間でしたが、こうして再びトップタイムを記録することが出来て嬉しいですね。このペースに関しても1周のタイムではなく、全体のペースが良いわけでポジティブだと言えるでしょう。」
「今まで長い間良いタイムで走行出来ていなかったので、こうしてトップタイムで終えたかったんです。常に自分の名前がトップにあるのを見るのはいいものですからね。」
「このトラックではメインライバルはマーべリックでしょう。しかし彼は自分と異なるタイヤを使っているようです。フロントやリヤ、タイムアタックで使ったタイヤも異なっていますし、同じバイクなのに面白いですよね。」
(Source: sepang racing team)
(Photo courtesy of sepang racing team)