ダヴィデ・ブリビオ「スズキのチームマネージャー就任は、佐原さんのFacebookメッセージがきっかけ」

ダヴィデ・ブリビオ「スズキのチームマネージャー就任は、佐原さんのFacebookメッセージがきっかけ」

チーム・スズキエクスター(Team SUZUKI ECSTAR) ダヴィデ・ブリビオのチーム離脱を公表
スズキのチームマネージャーを辞任したダヴィデ・ブリビオは、スズキのチームマネージャー就任のきっかけは、ロッシのスズキ加入可能性について聞いて欲しいという佐原伸一氏からのメールだったこと、その後プロジェクトがスタートしてから獲得した選手、獲得しなかった選手について語った。ロッシ、ドヴィツィオーゾ、ロレンソ、ザルコがスズキで走っていたら。。と考えるとどのような未来になっていただろうか。

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スズキからロッシ獲得の意向を聞かされていた

ダヴィデ・ブリビオ

「スズキの佐原さんがFacebookを通じてアプローチしてくれました。プロフィールは作っていましたが使っていなかったんですよ。なぜそのメッセージを受信出来たのか今でも良くわかりません(笑)佐原さんの名前があって、スズキがバレンティーノ・ロッシの将来を知りたがっているということでした。スズキは2014年にMotoGP復帰を考えており、バレンティーノ・ロッシにライダーになって欲しいと連絡してみたいということだったんです。」

「バレンティーノと話をしたものの、彼はスズキのバイクでレースをすることに興味はないと語りました。彼はDucatiからヤマハに戻りたいと考えていたわけで、佐原さんにバレンティーノはスズキとレースすることに興味はないようだと伝えたんです。その後色々と話をする中で、もしスズキがイタリアでチームを作るとしたら、私はそれに興味があるかどうかを聞かれました。面白そうなプロジェクトでしたから、2013年4月1日からスズキと仕事を始めたんです。」
マーべリック・ビニャーレス

マーべリック・ビニャーレスは特別な選手

「スズキが獲得してきたライダー達に関してお話すると、2015年〜2016年のラインナップであるアレイシ・エスパルガロは既に経験豊富でスピードがあるライダーであり、バイクのセットアップを助けてくれる存在だと思っていました。マーべリック・ビニャーレスについては彼のMoto2の初戦を見て、最後の10周〜12周で彼が最速だと気づきました。そして2戦目のオースティンで見事優勝したんです。そこでこの選手は特別な選手だと気づいたんですよ。」

ドヴィツィオーゾにも声をかけていた

「実は2015年にドヴィツィオーゾにも声をかけていたんですが、最後の最後になって彼はDucatiで走ることを決めました。ビニャーレスがヤマハに移籍し、2017年から起用したのはアンドレア・イアンノーネです。スズキが掲げてきた、経験ある選手と若手という体制で機能すると思ったんです。しかし2017年はイアンノーネの良さを活かせるエンジンを提供することが出来ず、2018年は良いエンジンを用意出来たことで、イアンノーネ、アレックス・リンスが9つの表彰台を獲得してくれました。」

ザルコを獲得しなかったことで批判を浴びた

ヨハン・ザルコとはMoto2を走っている時点で契約をしていました。ですからMoto2最終シーズンに彼はスズキと契約状態だったんです。しかしアレックス・リンスとザルコのどちらを選ぶかを迫られた時、最終的にアレックス・リンスを選びました。しかし2017年にヤマハのテック3からデビューしたザルコが素晴らしい成績を残したことで、ザルコを獲得しなかったことに対して批判をかなり受けました。不運にもリンスは怪我が重なる中で、ザルコは表彰台を獲得していましたから、2017年の成績は本当に残念なものでした。しかしリンスはその後大きく成長していると思います。」
ホルへ・ロレンソ

ロレンソではなく若手のジョアン・ミルを選んだ

「2019年はリンスのような若手をもう1人入れようという方向性でした。Moto3で10勝したジョアン・ミルが目に留まったわけです。実はホルヘ・ロレンソと契約する可能性もあったのですが、これは2人のライダーどちらを選ぶというより、開発の方向性としてどうするかという選択でした。ロレンソのようなベテランと共に進むのか、若手を育てていくのかという選択肢だったんです。」
ジョアン・ミル
「ジョアン・ミルのことを良く知るにつれ、彼が特別な存在であると感じるようになりました。彼はスズキが気に入っていましたが、マネージャーはホンダとのオプションもあると語っていました。ですから、私はジョアン・ミルに直接聞いてみたんです。”ホンダとのオプションがあるにも関わらずスズキを選ぶ気はあるか?スズキとホンダならばどちらで走りたい?”と。」
ジョアン・ミール
「ジョアン・ミルはスズキを選んでくれました。”スズキで走りたいです。スズキのほうが自分のライディングスタイルに合うバイクだと思うんです。”と言ってくれました。彼がそう答えてくれて、やはり彼こそが探していたライダーなんだと確信したんですよ。」

(Source: suzuki-racing)

(Photo courtesy of suzuki-racing, michelin)

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