ドルナ・スポーツは、IRTA、MotoGPクラスインデペンデントチームと新たに2022年から2026年の参戦について合意に至ったことを発表した。IRTAは1986年に組織され、チームの意識決定において発言の機会を与え、彼らの権利が保護されることを保証している。
1992年にドルナがMotoGP運営元となって以来、IRTAは30年以上に渡りFIM、IRTA、MSMA、ドルナが共に開催してきたMotoGPの重要な存在だった。今回の契約合意は7回目を数え、ドルナと共に公平な選手権の実現のために共に尽力していくこととなる。
2020年は9名の異なるライダーが優勝しており、インデペンデントチームが表彰台争いをすることは珍しいことではなくなった。今年もまた多くのインデペンデントチームのライダー達がトップ争いをし、将来的にファクトリーチームへと羽ばたくために成長していくことが期待される。
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ドルナというパートナーがいることは幸運
エルベ・ポンシャラル IRTA代表
「2021年シーズンはスタートしていませんが、ドルナとIRTA、MotoGPクラスのインデペンデントチームが、2022年から2026年までのパートナーシップを延長するという素晴らしいニュースをお届け出来ます。」
「今は非常に難しい時期ですが、安全性を確保し、それを目に見える形で同じパートナーと続けていくのは常に大きなボーナスと言えます。カルメロ・エスペレーターのような素晴らしい人物を筆頭としたドルナ・スポーツのようなパートナーがいることは非常に幸運なことです。」
「1992年以来、少しずつ改善を続けながら毎年素晴らしい形で共に仕事をしてきました。ライダー、チームが懸念とする内容は、ドルナでしっかりと検討されています。安全性、レースに関して、技術面、ショーの面など。」
「2020年はそういった意味で素晴らしい1年で、9人の異なるライダーが生まれ、すべてのラウンドで素晴らしいバトルが展開されました。これはドルナ、IRTA、メーカー、チームのハードワークの成果だと言えるでしょう。」
「IRTAと共に今後も5年間共に歩み続けることが出来る、カルメロ・エスペレーターとドルナに深い感謝を捧げます。これからも最高のショーをお届けするために更に良い仕事をしていきたいと思っています。」[adchord]
新たな契約合意はこれ以上ない喜び
カルメロ・エスペレーター ドルナ・スポーツCEO
「IRTA、インデペンデントチームとまた新たに5年間の契約合意を迎えたことはこれ以上ない喜びです。今まで達成した内容を誇らしく思うと共に、これからのコラボレーションも楽しみにしています。」
「我々がMotoGPを開始してまず最初に着手したのは、IRTAと密接に仕事をすることでした。そして歴史に残るような選手権を開催してきたこと、このスポーツへの関心が高まったことは誇らし成果です。」
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「インデペンデントチームが強さを発揮しているのを見るのは大変嬉しいもので、これから先少なくとも5年間共に仕事が出来ることを嬉しく思っています。MotoGPを再び最高のショーにしていきたいと思っています。」
「また個人的にマイク・トリムビー、エルベ・ポンシャラルに感謝を捧げます。彼らのチャンピオンシップに対する情報のインプットは貴重なもので、最高の関係性にありますからね。」
(Photo courtesy of michelin)