ドルナ・スポーツは2023年からハンガリーでMotoGPを開催すると発表した。プレゼンテーションはハンガリーの首都ブタペストで開催された。ドルナ・スポーツのCEOであるカルメロ・エスペレーターと、東ハンガリーサーキット株式会社のCEOヨージェフ・パツカ、ハンガリー政府のラースロー・パルコヴィチ大臣、2007年に125ccタイトルを獲得したガボール・タルマクシが調印式に参加している。
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全く新しいサーキットを新設する

ハンガリー政府 ラースロー・パルコヴィチ大臣

「ドルナが我々のオファーを受けてくれたことを嬉しく思います。今回これでサーキットを新設するわけですが、MotoGPのために全く新しいスタイルのサーキットを建設します。大きな投資になりますが、ビジネスモデルを考えた時には価値があるものだと判断しました。これは素晴らしい経済的な投資だと考えます。」

プロジェクトの一員であることが嬉しい

ガボール・タルマクシ

「私にとって非常に感慨深いですね。私は10年間ハンガリーを代表するライダーでしたが、今はハンガリーでモータースポーツのエキスパートとして、ハンガリーのモータースポーツを支援しています。常に何らかの形でこのスポーツをサポートしようとしてきました。このプロジェクトの一員であることが嬉しいですね。

「モーターサイクルとレースを愛していますから、常にレースのことを気にかけています。政府がこうしてドルナと契約を締結したことは最高に嬉しいことです。トラックのロケーションは最高です。ハンガリーの重要拠点に近く、ハンガリー近くのスロヴァキア、ウクライナ。ルーマニアなどに近く、多くのファンが訪れてくれるでしょう。地域の発展のためにも素晴らしいことです。

サーキットについて好循環を生み出したい

カルメロ・エスペレーター

「ついにハンガリーでMotoGPを開催出来ます。ハンガリーはスポーツへの情熱があり、ガボールという元世界チャンピオンもいます。今回の決定を受けて、多くのハンガリーの若者がタレントカップへの参戦することになるでしょう。

「サーキットにとって好循環を生み出したいと思っています。つまり、観客の動員、経済効果、TVを通じてこの地域のことを世界に知ってもらうなどです。そして何よりもより多くのハンガリーの若者がMotoGPを目指して欲しいのです。」

「このプロジェクト立ち上げに関わって皆さんと共に歩んできました。私自身も2年前にハンガリーを訪れたことがありますが、ハンガリーで起きていることは本当に特別なことです。」

FIMが現在サーキットのホモロゲーション取得について動いています。この新設サーキットは世界中の中でもベストと言えるサーキットになるはずです。

(Source: dorna sports)

(Photo courtesy of michelin)