MotoGP2021 カタールでシェイクダウンが開始いよいよ2021年シーズン開幕に向けたテストが始まった。3月5日は各チームのテストライダーとルーキーが走行するシェイクダウン・テストで、6日、7日はオフィシャルチームも走行を開始する。カタールのコンディションは風が強く砂が路面に浮いている状況で、ルーキーには厳しいコンディションとなった。

3月5日 シェイクダウン結果

1位:ステファン・ブラドル/1:55.614
2位:ヤマハテスト2/1:56.850
3位:ヤマハテスト1/1:57.132
4位:エネア・バスティアニーニ/1:58.051
5位:ミケーレ・ピッロ/1:58.056
6位:ヤマハテスト3/1:58.238
7位:ロレンソ・サヴァドーリ/1:58.273
8位:ルカ・マリーニ/1:58.376
9位:シルヴァン・ギュントーリ/1:58.614
10位:ホルヘ・マルティン 1:58.875
[adchord]

ステファン・ブラドル

風が強く走行が非常に難しい状況でした。バイクを安定させるのにかなりの体力を必要とした状況でした。最終的にコンディションは多少改善されましたので、仕事を終えることが出来ました。今日は仕事が出来ないのではないかと心配していましたが大丈夫でしたね。」

「カタールで走行したのは2016年が最後でしたが、走り始めてすぐに良い感触を取り戻すことが出来ました。今日の内容に関してはポジティブだ思います。今日は電子制御に関して作業を進めていましたが、これから他のエリアに関しても作業していきたと思います。」

シルヴァン・ギュントーリ

長い間乗っていないとMotoGPバイクの乗り方を忘れてしまいますよね。しかし5ヶ月ぶりにこのバイクに乗ると、いかに速いバイクだったのかを思い出させてくれます。今日は風が強い中でしたが2022年型エンジンを試していました。感触は既に良いです。手に豆が出来ないように気をつけていたものの、既に豆が出来始めていますよ(笑)」

ロレンソ・サヴァドーリ

「新しいバイクは確実に前進しています。バイクをさらに理解するためには更に周回を重ねる必要があります。レースに向けて準備を進めるためには、6日間のテストの中で多くの作業をこなす必要があるでしょうね。いずれにしても新しいバイクのフィーリングには満足です。実はヘレスのテスト前に練習中の怪我をしていて、それが治りきっていないんです。しかし100%の状態でレースに挑みたいと思っています。」

(Photo courtesy of michelin)