第2戦ドーハGP初日、シャーリンは堅実に走行する
2021年第2戦のドーハGPが始まりました。当大会は、先週の開幕戦カタールGPから2週連続の大会として、引き続きロサイルインターナショナルサーキットで開催されています。このように2週間連続して同じサーキットでレースを行う方式は、世界に蔓延する新型コロナウイルス感染症の対応として、昨年もすでに欧州の複数会場で実施されています。
先週の開幕戦はNTS RW Racing GPにとって試練のレースでしたが、今回はその雪辱を果たすべく、チームと選手は強い決意で臨んでいます。金曜日に行われたフリープラクティス(FP)1回目とFP2について、チームマネージャーのヤルノ・ヤンセンは以下のように振り返りました。
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「先週と比較すると、今回のウィークは初日のセッションで着実な前進を果たすことができました。セットアップを進めることで、ハフィスのフィーリングも良い方向へ進んでいます。明日のFP3、そして日没後に行われる予選では、今の良好な感触をラップタイムに結実させるべく、チーム全員が強い決意で臨んでいます。トップ15圏内へポジションを上げることが、明日の我々の目標です」
ハフィス・シャーリン選手(ゼッケン55)
(FP1-27番手 FP2-27番手 総合27番手)
「今日のセッションでは、しっかりとバイクのセットアップを進めていくことができた。先週と比較すれば、僕たちは着実に前進している手応えがあるんだ。チームがとてもがんばってくれたおかげで、バイクのフロント周りの感触が良くなっている。明日は、コーナー立ち上がりでの改善を進めることに集中したい。改善の余地はまだたくさんあって、充分な水準とはまだ言えないけれども、チーム全員が力を合わせることでさらに改善を進めていくことができると確信しているよ」
（Source: NTS）
（Photo courtesy of NTS）