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スズキ 新型GSX-S1000を発表、6月より世界各国で順次販売を開始

スズキ株式会社は、ストリートバイク「GSX-S1000」を全面改良し、6月より欧州をはじめ世界各国で順次販売を開始する。初期型は2015年に登場したモデルで、丸みを帯びたデザインが特徴だったが、今回は鋭角的なデザインに一新された。

エンジンは初期型同様にGSX-R1000のエンジン、車体をストリート向けにチューニングしたもので、高揚感のある加速と軽快な走りを楽しめる。新たに電子制御システムのS.I.R.S.(スズキ・インテリジェント・ライド・システム)を搭載することで、より扱いやすさとスポーティーなライディングを両立できるストリートバイクとなった。

デザイン上大きな特徴であるLEDヘッドライトは、スズキ二輪車に初採用となるモノフォーカスタイプのLEDヘッドライトを、縦型2灯式に配列。エンジンは欧州で2020年より新型の二輪車を対象に導入された新しい排ガス規制「ユーロ5」に対応(欧州仕様車)しながら、最高出力の向上を実現している。

S.I.R.S.(スズキ・インテリジェント・ライド・システム)は、出力特性を 3つのモードから選択できる SDMS(スズキ ドライブモードセレクター)や、選択幅を広げ 5段階から選択可能となったトラクションコントロールシステム、 クラッチレバーを操作しなくてもシフトアップ/ダウンできる双方向クイックシフトシステムなどを採用した。


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新型「GSX-S1000」主要諸元 (欧州仕様)

・全長:2,115mm
・全幅:810mm
・全高:1,080mm
・ホイールベース:1,460mm
・装備重量:214kg
・エンジン型式:999cm3水冷4サイクル直列4気筒 DOHC エンジン
・最高出力:112kW/11,000rpm
・最大トルク:106N・m/9,250rpm
・燃料タンク容量:19.0L

(Source: suzuki)

(Photo courtesy of suzuki)

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