今までとアプローチは変えない
ファビオ・クアルタラロ
「今はバイクもチームも非常に素晴らしい状態ですから、カタールから同じやり方で作業を進めていきたいと思います。昨年優勝したミゲル・オリヴェイラがポルトガルで苦戦していましたから、自分も昨年の2連勝の事は忘れて作業に集中していきたいと考えています。」
「2020年はアップダウンが大きいシーズンで、素晴らしいスタートをしたものの、エンジントラブル、電子制御の問題もあって集中を欠いてしまいました。そのせいで、シーズン終盤はメタメタな状態で終わってしまったんです。」
落ち着いて走ることが重要
「自分の問題点としてより落ち着いて走行に挑むことが必要だと感じたんです。バイクに対して怒りを覚えているときはコメントも不正確になりますから、なるべく落ち着いていることが重要だと感じました。こうやって走行するのは簡単ではありませんが、今年は開幕から結果が出ていますからこの調子でいきたいと考えています。」
「昨年とは開催時期などからコンディションが異なりますが、2019年は今年とほぼ同じ開催時期でしたし、MotoGPクラスで初めてポールポジションを獲得し、初めてMotoGPバイクで快適に走行できると感じたレースでもありました。今回のレースも今までとアプローチは変わりません。しっかりとプランを練ってウォームアップの後に最終的に判断をしたいと思います。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of michelin, yamaha-racing)