スズキもライドハイトデバイスを搭載

MotoGP2021 オランダGP 予選7位アレックス・リンス「目標は2列目からのスタートだった」
グリッド内で唯一、車高を調整出来るライドハイトデバイスを搭載していなかったスズキだが、今週末のスティリアGPから遂にこのデバイスを搭載してレースに挑むことになる。このデバイスがあることで、レースでのスタートはもとより、加速性能の向上、コーナー立ち上がりの挙動の安定など様々な効果があると言われている。

スズキの場合はジョアン・ミルを中心にこのデバイスの搭載を望む声が強かった。しかし同時に、選手2人は予選パフォーマンスを改善してレーススタートを有利に行う努力が求められる。[adchord]
ドイツGP 予選17位ジョアン・ミル「モチベーションを維持して決勝に向かいたい」

チーム・エクスター・スズキ テクニカルマネージャー 河内健

「2021年のGSX-RRには満足していますが、開発の余地は常に残されています。そしてライドハイトデバイスが搭載されることで、ライダー達のパフォーマンスを助けることが出来るでしょう。最高峰のスポーツであるMotoGPで戦うとき、技術革新への挑戦の継続を、続ける必要があるのです。」

(Source: michelin)

(Photo courtesy of michelin)