アレイシ・エスパルガロはスティリアGPの2度のスタートのいずれにおいてもマルク・マルケスに突っ込まれアウト側に押し出された。その後メカニカルトラブルによってレースをリタイアしており、チームメイトのロレンソ・サヴァドーリもダニ・ペドロサのバイクと接触してリタイアと、アプリリアにとっては散々な週末となった。MotoGP2021スティリアGP アレイシ・エスパルガロ「危険行為を処罰するのがスチュワードの目的のはず」[adchord]

スチュワードはオリンピックでも見ていたんだろう

アレイシ・エスパルガロ

マルク・マルケスについては仕方ないでしょう。過去10年間彼はああいった危険なオーバーテイクをしてきましたから。自分が責任を追求したいのはスチュワード達です。きっと彼らはオリンピック最終日を見ていて忙しかったんでしょう。マルクがレース中に何をするかは彼の自由ですが、それに制裁を加えるのがスチュワードの役目のはずです。」

「1回目のスタート時点の接触は腕に激しく彼がぶつかってきて外側に押し出されました。2回目も同様ですが、レースディレクションが何かアクションを起こすのか見守りたいと思います。ペナルティーが与えられるのは、常に他のライダーの転倒に繋がったかどうかですが、転倒につながらなくとも危険な走行は罰するべきです。」
MotoGP2021スティリアGP アレイシ・エスパルガロ「危険行為を処罰するのがスチュワードの目的のはず」
もし外側に押し出された自分がリンスに接触して2人が転倒していれば、マルクはおそらくペナルティーを受けたでしょう。しかし、それではルールの意味がありません。スチュワードパネルとライダーには何のコミュニケーションもありませんし。」

「2回目のスタートでは自分は5番手スタートと素晴らしい位置でした。その状況でメカニカルトラブルでレースを完走出来なかったのが悔しいです。エンジンに問題が起きたことが原因で、これもレースですが悔しいですね。」

(Photo courtesy of michelin)