エネア・バスティアニーニは12番グリッドからのスタートで猛烈な追い上げを開始。どんどん順位を上げて、エスパロガロ兄弟、スズキ、マルク・マルケス、ジャック・ミラーなどを交わして3位に浮上。最速タイムを記録したながらの追い上げだったが、フロント2台との差は大きく3位でレースを終えた。しかし彼が使用しているのは2年落ちのGP19。これからの走りに大いに期待だ。[adchord]
今日は自分の日だと確信していた
エネア・バスティアニーニ
「MotoGPで初の表彰台は特別です。リーディンググループとの差を縮めてレースをしてきましたが、今日のバイクのフィーリングは本当に最高でした。特にレースの中盤ではバイクをプッシュしてリーディンググループとの差を詰めていくことがしっかりとできました。」
「ジャック・ミラーを抜いて3位に浮上した時は本当に嬉しかったです。最後はファビオとペッコに追いつこうとしていたんですが、フロントタイヤが摩耗してしまって追いつくことが出来ませんでした。」
「良い形でレースができる事は確信がありましたが、表彰台を獲得できると思っていませんでした。12番手からのスタートでしたしね。6位、5位と順位を上げていく間に、今日は自分の日だと確信出来たんです。MotoGPクラスでマルクをオーバーテイク出来たのは本当に特別な経験でした。」
「32秒2を記録出来た後は、これなら優勝出来るぞと思っていたんですが、駄目でしたね(笑)2019年型はミドル、低速コーナーは得意ではないんですが、ブレーキングが強力です。それに今回はソフトリアのトラクションが非常に良かったです。」
(Photo courtesy of michelin)